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WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ王者の中川健太(37=三迫)対同級5位の白石聖(26=志成)が1日、後楽園ホールで開催された「第4回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで行われた。
世界を目指す中川がチャンピオンの力を示したのか? それとも、タイトル初挑戦の白石が戴冠したのかーー。
世界を目指す中川がチャンピオンの力を示したのか? それとも、タイトル初挑戦の白石が戴冠したのかーー。
中川健太(三迫)がV1を達成
サウスポー中川は、距離を取りながら単発の左ストレート、右フックをヒットし、ポイントをピックアップ。白石は、プレスをかけて右ストレートを繰り出すが、クリーンヒットを奪えず。中盤も、中川は打ち合いを避けてカウンターを決め、見栄えの良さをアピール。終盤、白石は強引に前に詰めてボディを叩いたが、逆転するまでには至らなかった。試合運びの上手さを見せた中川が判定勝ちした。
「経験の差で勝てた」
安定感のあるボクシングで初防衛に成功した中川だが笑顔は少なかった。「もう少し自分から打ってダメージを与えたかったが、勝ちに徹した。ポジティブなボクシングではなかった。今日は経験の差で勝った」。
試合前のアクシデントを乗り越えた
三迫貴志会長は「勝ったから言えるが」と前置きした上で、試合の1ヶ月前に腰を痛めて万全ではなかったことを明かした。「(中川は)すごく練習をする選手なので、満足がいく練習ができず、不安を抱えたまま試合に臨んだ。しかし、これから大きなチャンスがきた時にも、必ずしもベストコンディションでリングに上がれないかもしれない。そういう意味でも、今日はアクシデントを乗り越えて、防衛したことを評価したい」と及第点を与えた。
試合前のアクシデントを乗り越えた
三迫貴志会長は「勝ったから言えるが」と前置きした上で、試合の1ヶ月前に腰を痛めて万全ではなかったことを明かした。「(中川は)すごく練習をする選手なので、満足がいく練習ができず、不安を抱えたまま試合に臨んだ。しかし、これから大きなチャンスがきた時にも、必ずしもベストコンディションでリングに上がれないかもしれない。そういう意味でも、今日はアクシデントを乗り越えて、防衛したことを評価したい」と及第点を与えた。
「目標は世界王者」
中川は「自分は世界挑戦したいのではなく、世界チャンピオンになりたい。そのためには、倒すボクシングをしていかないといけない」と、これからも強さに磨きをかける。
三迫会長は「今後も防衛戦をしながら、世界ランキングを上げていくか、海外で世界ランカーとするか。本人と話し合いながら模索していきたい」と、激アツのスーパーフライ級に食い込んでいくと語った。
三迫会長は「今後も防衛戦をしながら、世界ランキングを上げていくか、海外で世界ランカーとするか。本人と話し合いながら模索していきたい」と、激アツのスーパーフライ級に食い込んでいくと語った。
「今日は自分の日ではなかった」
一方、初黒星を喫した白石は「相手がどうこうより、自分のボクシングができなかった。相手を動かすボクシングができなかった。体が思うように動かなかった。後半自分のスタイルではないボクシングで強引にいったが、(そうしたガムシャラなボクシングが)最初からできたら良かった。気持ちが空回りした」と話すと、「今日は負けたが、次やったら絶対に僕が勝ちます。また、練習して世界チャンピオンになって戻ってきます」と再起を誓った。
採点表