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[試合後談話]2019.9.16

関西ホープ同士がユース王座を懸けて熱き戦い

 日本ユース・フライ級王座決定戦が16日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第二競技場)で開催された「CHAMP FIGHT.9」のセミファイナルで行われ、日本同級10位の白石聖(22=井岡)と18年全日本同級新人王の湊義生(21=JM加古川)が白熱の攻防を繰り広げた。
白石が完勝した
 距離を制した白石がベルトを手に入れた。白石は序盤から左を軸にプレッシャーをかけてワンツーをヒット。主導権を握ると、中盤はボディ攻撃でポイントを連取した。その後も白石が出入りのボクシングでペースを維持、最終8回は湊の反撃にあったが、決定打を打たせず、ジャッジ3者の支持を得た。
左:水本昌寛トレーナーと喜んだ
 ユース王者に就いた白石は、「ジャブで効かせることができたので、向こうは中に入ってくることができなかったと思う。レベルアップした姿を見せることができた。ベルトを獲ることができて本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
練習通りにはいかなかった
 一方、控室に戻った湊は「完敗です」とポツリ。「効かせたパンチはあったが、相手のクリンチが上手く詰めることができなかった。足を使った攻撃を意識したが、相手の方が上手かった」と肩を落とした。
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