[試合後談話]2025.7.15
激アツ! 野田賢史vs亀山大輝!

日本ライトフライ級6位の野田賢史(30=金子)と同級3位の亀山大輝(28=ワタナベ)が15日、後楽園ホールで開催された「ゴールデンチャイルドVOL.142」のメインイベント、111LB(約50.3s)契約8回戦で対戦した。
ライトフライ級でタイトル挑戦をアピールしたい両者の意地がぶつかり合いは、観客の心を揺さぶった!
サウスポー亀山が頭を振りながら揺さぶりをかけるも、野田は落ち着いて右ストレートを好打。ラウンド終盤、野田が左フックを合わせて亀山を倒すと、レフェリーはダウンを宣告した。亀山は変則動作や左右フックで反撃し、出入りや積極的な攻撃を見せる一方、野田も左ボディやワンツーで応戦。両者激しい攻防を展開の末、野田が判定勝ちを収めた。
激戦を制した野田は、控室に戻るなり、「疲れました」と素直な感想。続けて、「相手は8ラウンド動き続けることができる選手だったので、マイペースを崩さずに戦うことを心掛けた。反撃されても、とにかく亀山選手のボクシングに付き合わないように注意した。倒し切れなかったが、8ラウンドで勝ち切れたことは、今後に向けて大きな自信になる」と語った。
この勝利により、野田の日本ランクはさらに上昇することが予想される。ライトフライ級の日本王座は、8月3日に大阪で1位の井上彪(26=六島)と2位の谷口将隆(31=ワタナベ)による王座決定戦が控えている。さらに3位が亀山、4位に前日本同級王者の川満俊輝(29=三迫)がつけている。
野田は、「川満選手には、いつかリベンジしたい」と意気込みを示し、2020年10月に対戦し、敗れている相手への雪辱を誓う。
金子健太郎会長は、「実力はあるが、花が咲くのに時間がかかった野田だが、最近はしっかりと成長している。タイトルマッチも視野に入れている」と評価した。
野田は、「金子ジムは、今年で60周年になる。ベルトを獲得し、ジムへの恩返しをしたい」と、決意を新たにした。
一方、最後まで果敢に攻めた亀山は、「スリップだと思ったので、ダウンは予想外。少し動揺したが、その後は立て直すことができた。野田選手はパンチが強かった。いつも通りの動きができたが、途中からボディ攻撃に切り替えてきたりと、細かい部分でポイントを取られてしまった」と、悔しさを滲ませながらも、気丈に試合を振り返った。
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