WBAヘビー級正規戦ブライアンvsデュボア

　WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級正規王者トレバー・ブライアン(32=米)と同級1位ダニエル・デュボア(24=英)が11日、米国・フロリダ州マイアミのカジノ・マイアミで前日計量を終えた。ブライアンの3度目の防衛戦として開催されるこの試合は、日本時間の12日にゴングを迎える。

　正規王者のブライアンは、117.7kgを測定。対する指名挑戦者デュボアは、8.2kg軽い109.5kgで秤を降りた。

　ブライアンは、2018年8月にWBA同級暫定王座を初載冠。その後は試合枯れをしていたが、昨年1月に元WBC世界同級王者のバーメイン・スタイバーン(米)を相手に11回TKO勝利で、正規王座に昇格。今年1月、暫定時代と合わせ2度目の防衛に成功している。

　対するデュボアは、2020年11月にジョー・ジョイス(36=英)との全勝対決で初黒星を喫するも、昨年6月に空位のWBA世界同級暫定王座を獲得。王座は、WBAの暫定王座排除計画の中で指名挑戦者へと形を変え、正規王座への挑戦に結びついた。