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[試合後談話]2024.4.28

大阪で激戦! 初回に大きく動いた!

 元日本ランカーの小林廉(26=エスペランサ)と秋間瑞輝(32=宮田)が28日、大阪堺市産業振興センターで開催された「BOXING BEATvol.12&GOD FIST BOXINGこれが拳闘vol.2&STAY GOLDvol.3」のメインイベント、スーパーバンタム級8回戦で対戦した。
秋間瑞輝(宮田)が勝利
 秋間が前の手で揺さぶりをかけながらリズムを作ると、ジャブでダウンを先取。絶好のスタートを切った。3〜4回、小林はプレスをかけて左ボディを痛打。ポイントを挽回したが、秋間は5回、右ストレート、右ショートアッパーで見栄えの良さをアピールした。6回、偶然のバッティングで秋間は左頭部、小林は右目尻をカット。ドクターチェックの末、レフェリーはこれ以上の試合続行は不能と判断。勝負は負傷判定へと持ち込まれた。採点は割れたが、秋間で幕を閉じた。
初回のダウンシーン
 激戦を制した秋間は、「相手がジャブに反応してくれたので、リズムに乗ることができた。初回にダウンを奪ったことで、気持ちが楽になった。右を警戒してくれた分、左がよく当たった。以前、敵地で引き分けたが(2017年11月福岡)、今回は判定勝ち。(アウェー戦でも)良いイメージを持つことができた。価値のある勝利だと思う」と喜びに浸った。
日本ランキング入りをアピール!
 日本ランキングに入っていた小林だが、3月26日(火)発表のランキングでは、ほかの選手がランク入りしたため、押し出される形で圏外となった。
 秋間は「小林選手のことをランカーだと思って戦った。勝ったのでランカーに近い位置にいると思う」と、日本ランキング入りをアピールした。
「(ダウンは)足が揃ったところにもらった」
 一方、接戦を落とした小林は、「足が揃ったところに(ジャブを)もらった。ダメージはなかったが、ミスをしてしまった」と初回のダウンを悔やむと、「ボディが効いているのがわかったので、ここからというところだったが…。カットしたのも含めて、自分の力不足」と振り返った。
採点表

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