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2016年中日本スーパーバンタム級新人王の佐伯瑠壱斗(22=岐阜ヨコゼキ)は、28日に神戸市立中央体育館で開催される「REAL SPIRITS.71」のメインイベント58.5kg契約8回戦で元WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級王者で日本フェザー級3位の久保隼(30=真正)と対戦する。
17歳でデビューした叩き上げの佐伯は、強豪との対戦で着実に力をつけ、次戦で格上の久保に挑む。電話取材に応じた佐伯は「岐阜のボクシングを盛り上げるためにも次は必ず勝つ」と、必勝の決意を示した。
17歳でデビューした叩き上げの佐伯は、強豪との対戦で着実に力をつけ、次戦で格上の久保に挑む。電話取材に応じた佐伯は「岐阜のボクシングを盛り上げるためにも次は必ず勝つ」と、必勝の決意を示した。
「積極的に仕掛けていく」
キャリア最大の難敵と拳を交える佐伯は「これまでで一番強い相手で戦いづらそう。前戦もサウスポーだったがタイプが違う」と、久保の印象を語ったが、「得意とはいわないが、サウスポーとの対戦経験が多いので慣れている。次戦は、自分から積極的に攻めて勝利を掴みにいく」と意気込んだ。
「岐阜を盛り上げる」
岐阜ヨコゼキジム主催興行では、メインイベンターとしてたびたびリングに上がっている佐伯だが、新型コロナの影響で興行を開催するのが難しく敵地での試合が続いている。「相手は元世界王者だが、勝ってランキングを奪う。年内には自主興行で盛り上げたい」と地元への思いは強い。
中野幹士(帝拳)戦
昨年12月の試合では、OPBF東洋太平洋フェザー級9位の中野幹士(25=帝拳)と対戦し、判定負けを喫したもののダウンを奪うなど見せ場を作った。「気持ちでは負けたくなかった。次戦も打ち合いになっても負けない」と勝利に自信を示した。
「下克上を果たす」
横関孝志会長(57)からも「『チャンスだぞ!』と発破をかけてもらっている」と話した佐伯は、「このような時期にも関わらず、お客さんも見に来てくださるので面白い試合を見せて勝ちます。噛みつきにいく」と、下克上宣言した。