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[記者会見]2019.7.10

村田、拳四朗が地元関西で記者会見

   WBA世界ミドル級タイトルマッチに臨む王者のロブ・ブラント(米)と挑戦者で同級3位の村田諒太(帝拳)、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチに臨む王者の拳四朗(BMB)と挑戦者で同級1位のジョナサン・タコニン(比)が10日、大阪市内のホテルで試合直前の記者会見に出席した。リベンジに燃える村田は落ち着いた様子で「リングでやって来たことを見せる」と笑顔を見せた。
王者のロブ・ブラント
   2度目の防衛戦を迎えたブラントは「昨日もメディアにコメントをしましたが、気持ちも盛り上がっていますし、今回は栄養士もつけ1日3食摂っています。コンディションも抜群に良い」とコンディションに自信を見せた。あらためて村田について「アマチュアでもプロでも大きな成績を残している選手」と評価した。日本での試合については「アウェイは関係ない。日本はとても親切で、大変温かく迎えてもらった。戦う場所はリングの上ですから」と意に介さず。「世界王者としての試合です。勝つ自信はあります。村田選手のエンダム選手との第2戦も見ています。どのような試合になっても私が勝ちます」と落ち着いた様子で語った。
挑戦者の村田諒太
  リベンジマッチを2日後に控えた村田は「再戦は本当にすぐでした。歳を取ったせいかもしれません」と笑顔を見せると「ボクシングは過酷なスポーツですが、敗戦してからこの時間は私を成長させてくれたと思っています、それをリングで出すだけですね」。地元関西での試合に「関西は阪神タイガースを見てもわかるように、ヤジは多いと思いますので、ヤジられないように頑張ります」と地元での試合に闘志を燃やした。
 
6度目の防衛戦を迎えた拳四朗
   6度目に防衛戦を前に拳四朗は「久しぶりの関西の試合でモチベーションは高くなっている。しっかり準備もできたので、あとは試合をするだけ」と自信を見せた。「防衛記録もそうですが、強い選手として統一戦も視野に入れているので、どんどん勝って知名度をあげていきたい」と拳を握った。
ジョナサン・タコニン
  タコニンは「コンディションは非常に良好。時差の調整も難しくない」と静かに語った。「タイトルを獲りたいと考えています。タイトルのチャンスは私にとって最後かもしれないと思っています。勝ってフィリピンの人たちを喜ばせたい」と決意を語ると、「拳四朗選手の当日の戦い方によりますが、中に入ってファイトする」と試合のプランを明かした。
 
WBC・WBAオフィシャル陣
■WBAオフィシャル陣
レフェリー: ルイス・パボン(プエルトリコ)
ジャッジ:ラウル・カイズ(米国)
ジャッジ:スタンリー・クリストドーロー(南アフリカ)
ジャッジ:ジャン・ロベール・レーヌ(モナコ)
立会人:ホセ・オリバー・ゴメス(パナマ)

■WBCオフィシャル陣
レフェリー: フランク・ガルサ(米国)
ジャッジ: 林 準培(韓国)
ジャッジ:フェルナンド・バルボサ(米国)
ジャッジ:ノパラット・スリチャン(タイ)
立会人: デュエイン・フォード(米国)

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