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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級暫定王者のデビッド・ベナビデス(26=米)が25日(日本時間26日)、米国・ラスベガスのMGMグランド・アリーナで、元IBF同級王者のカレブ・プラント(30=米)を挑戦者に迎えて、暫定王座の初防衛戦に臨んだ。
ベナビデスが判定で暫定王座V1
相手の出方を探り合った初回、距離を取るプラントに対して、ベナビデスはストレスを感じながら試合を進めた。遠い距離からパンチを放つプラントは、中盤の流れをキープするも、徐々にベナビデスのプレッシャーから、ジャブを被弾し始めた。終盤、8回にはベナビデスが連打をまとめて、ブラントにダメージを与えた。出血もあり、苦しいプラントは最後まで打ち返すも、ベナビデスは倒す寸前まで攻め立てた。最終回は、互いに打ち合って試合終了。判定の結果、ジャッジ3者ともベナビデスを支持。3-0(115-113、116-112、117-111)で、序盤は苦しみながらも、ベナビデスが暫定王座の初防衛に成功した。
インタビューでは、カネロに対戦を呼びかけたベナビデスの戦績は、27戦27勝(23KO)。前半のペースを維持できなかったプラントは、戦績を24戦22勝(13KO)2敗とした。