WBSSバンタム級&Sライト級前日計量

　明日3日(日本時間4日)に行われるWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級・Sライト級トーナメント準々決勝の前日計量が、英国・グラスゴーで行われた。バンタム級はWBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王座タイトルマッチ&WBC同級ダイヤモンド王座決定戦、WBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)vs元世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(比/米)。Sライト級はWBC(世界ボクシング評議会)同級シルバータイトルマッチ、王者のジョシュ・テイラー(英国)vsWBC同級6位のライアン・マーティン(米国)。WBSS特有の計量ステージの前で各選手が姿を見せた。

　バーネットはバンタム級リミットの53.5kgを100g下回る53.4kgでパス。7年ぶりとなるバンタム級で、減量苦が心配されていたドネアも53.3kgと200gアンダーでクリア。明日はバーネットの持つWBA世界同級スーパー王座とWBC同級ダイヤモンド王座がかけらる。勝者は先月判定勝利でWBO同級タイトルを防衛したゾラ二・テテ(南アフリカ)と準決勝を行う。

　Sライト級は英国人のテイラーがSライト級リミットの63.5kgより500gアンダーとなる63.0kgでクリア。マーティンは400g軽い63.1kgだった。同級トーナメント本命と目されるテイラーのWBC同級シルバー王座に、無敗のマーティンが挑む。準決勝では日本で勝利を収めたIBF(国際ボクシング連盟)同級王者のイバン・バランチク(ロシア)がこの試合の勝者を待つ。