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好ファイトが続いた14日の後楽園ホール。会場には先月20日に2度目の防衛に成功したWBOアジアパシフィック・ライト級王者の荒川仁人(36=ワタナベ)の姿があった。試合を終えて約3週間が経過した荒川に話を聞いた。
中盤から追い上げた
同級5位リマール・メツダ(24=比)との激しい打ち合いの末、引き分けでベルトを守った荒川。「現在は休養中です」ということもあり、ジムワークは再開したものの、軽めの練習にとどめているという。同門の田口良一が王座陥落した直後での試合に「これまでの39戦で味わったことのない雰囲気でした」。
現在WBO世界2位
試合後の感想を聞いたところ、「メツダは気持ちが折れなくて強い選手でした。僕は痛い思いをしないと分からない。まだまだ甘いですね。2流なんですよ」と苦笑いを浮かべた。旅行を予定しているという荒川は「もう少し体力が回復したら登山も計画したいです」と話し、同門の船井龍一を激励するため控室に行った。