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日本ミニマム級王座決定戦が17日、後楽園ホールで開催された「WATANABE PROMOTION&DANGAN254」のセミファイナルで行われ、同級1位の重岡優大(25=ワタナベ)と同級2位の仲島辰郎(28=平仲)がベルトを争った。
世界ランキングに名を連ねている重岡と、3度目の日本王座挑戦の仲島。どちらがベルトを手にしたのかーー。
世界ランキングに名を連ねている重岡と、3度目の日本王座挑戦の仲島。どちらがベルトを手にしたのかーー。
重岡優大(ワタナベ)が新王者!
重岡が圧巻の強さを見せた! 初回からサウスポー重岡がグイグイと距離を詰めて積極的に攻めると、左ストレートでダウンを演出。その後も、上下のコンビネーションを決めた。3回、重岡はロープに詰めて右フックで棒立ちにさせると、ドンピシャの右フックで痛烈なダウンをゲット。立ち上がった仲島だったが、10カウントが数え上げられた。
「最初から攻めた」
試合後、記者会見に臨んだ重岡は「お客さんがたくさんいる中で、テンションが上がった。楽しかったですね」と声を弾ませると、「いつも尻上がりに良くなっていくので、今日は初回からアグレッシブに攻めて、左ストレートを打ち込んだ。2回目にダウンを奪った右フックは『これは決まった!』と思うくらい手応えがあった」と会心の勝利を振り返った。
弟・銀次朗(23)の世界戦に繋げた
弟で前日本王者の重岡銀次朗(23)が保持していたベルトを、再びワタナベジムに取り戻した。優大は「しっかりと見たことはなかったが、日本のベルトは格好いいですね」としみじみと語った。しかし、「でも、これで満足はしない」と世界を見据えた。
セコンドとしてサポートした銀次朗は「パンチ力がすごかった」と兄の試合を絶賛した。1月6日(金)に世界初挑戦する銀次朗にとっても、良い刺激になったようだ。
会見に同席した渡辺均会長は「これまで、うちのジムにはいなかった強気な選手。いいと思う。世界戦については、いろいろと戦略を考えている」と話した。
セコンドとしてサポートした銀次朗は「パンチ力がすごかった」と兄の試合を絶賛した。1月6日(金)に世界初挑戦する銀次朗にとっても、良い刺激になったようだ。
会見に同席した渡辺均会長は「これまで、うちのジムにはいなかった強気な選手。いいと思う。世界戦については、いろいろと戦略を考えている」と話した。
「最初のダウンから覚えていない」
一方、3度目の挑戦も実らなかった仲島は「爽快なくらいに倒された。判定では勝てないと思ったので、倒しにいく覚悟でリングに上がった。最初のダウンからあまり覚えていない。3ラウンドに倒されたが、あんなに効いたのは初めて」と電話口で感想を語った。
「3試合連続で世界レベルの選手とベルトを懸けた戦いができ、良い経験になった。今後に関しては、すぐには答えが出せない。まずはゆっくりしたい」と話した。
「3試合連続で世界レベルの選手とベルトを懸けた戦いができ、良い経験になった。今後に関しては、すぐには答えが出せない。まずはゆっくりしたい」と話した。