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ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、そしてヘビー級の重量4階級を制覇した元王者ロイ・ジョーンズ(49=米)が8日(日本時間9日)、「ラスト・ファイト」と公言して米国フロリダ州ペンサコーラのベイセンターのリングに上がった。相手は19歳若いスコット・シグモン(30=米)。かつてパウンド・フォー・パウンド最強と評された天才は、地元ファンの前で有終の美を飾ることができたのか。
ロイ・ジョーンズ
試合はクルーザー級10回戦として行われ、ジョーンズはスピードとスキルでシグモンを寄せつけなかった。採点はジャッジ三者とも98対92で元4階級制覇を支持した。これでジョーンズは75戦66勝(47KO)9敗の戦績で29年におよぶプロキャリアを閉じた。97年から03年にかけてライトヘビー級王座を防衛しているころは向かうところ敵なしの強さを誇るなど、ボクシング史に残るスター選手といえる。敗れたシグモンは43戦30勝(16KO)12敗1分。