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WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)Sライト級トーナメント準々決勝の2試合が明日27日(日本時間28日)米ルイジアナ州ニューオーリンズのレイクフロント・アリーナで開催される。26日(日本時間27日)にその前日計量が行われWBC(世界ボクシング評議会)同級ダイヤモンド王者のレギス・プログレイス(米国)と元WBO(世界ボクシング機構)ライト級王者のテリー・フラナガン(英国)が登場。IBF同級2位のイバン・バランチク(ロシア)と、IBF同級3位のアンソニー・イギット(スウェーデン)はIBF(国際ボクシング連盟)Sライト級王座決定戦として秤に上がった。
プログレイスvsフラナガン
Sライト級リミットの63.5kgを王者のプログレイスは100gアンダーの63.4kgでパス。挑戦者フラナガンは400gアンダーの63.1kgを測定した。プログレイスの持つWBC同級ダイヤモンド王座がかけれたこの一戦。開催地のニューオリーンズが地元の王者だけに、当日は必殺の左ストレートに大きな歓声が注がれそうだ。元ライト級王者のフラナガンは、今年6月に行われたWBO(世界ボクシング機構)Sライト級王座決定戦で現王者のモーリス・フッカー(米国)に敗れて以来、2度目の世界2階級制覇挑戦となる。勝者は日本で勝ち進んだWBA王者キリル・レリク(ベラルーシ)と準決勝で対戦する。
バランチクvsイギット
IBF同級王座決定戦はバランチクがリミットの63.5kg、イギットは200gアンダーの63.3kgでパスした。スラッガースタイルのバランチクとテクニシャンのイギット、ともにこれが世界初挑戦となる。勝者は11月3日(日本時間4日)に英国・グラスゴーで開催されるジョシュ・テイラー(英国)vsライアン・マーティン(米国)の勝者と準決勝を争う。