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このほどWBA(世界ボクシング協会)は同団体スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(27=米)と暫定王者モイセス・フローレス(31=メキシコ)、スーパーライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)と元王者で現3位エドゥアルド・トロヤノフスキー(37=露)に対し、それぞれ指名戦を行うよう指令を出した。いずれも交渉期限を30日とし、不調に終わった場合は興行権入札を行うとしている。
ローマンは昨年9月、指名挑戦者として久保隼(真正)に挑んで9回TKO勝ちで王座を獲得し、今年2月には自由選択試合で松本亮(大橋)を大差の12回判定で退けた。この階級では3年前からフローレスが暫定王座に君臨している。
スーパーライト級のレリクは先週10日、決定戦でランセス・バルセレミ(キューバ/米)を判定で下して戴冠を果たしたばかりで、いきなり指名防衛戦となる。トロヤノフスキーは3代前の王者で、16年12月にジュリアス・インドンゴ(ナミビア)に1回KO負けを喫して無冠になってから2KO勝ちを収めている。