試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
50戦全勝で引退した、元世界5階級制覇チャンピオンのフロイド・メイウェザーJr.(45=米国)が22日、都内で練習を公開した。この日、練習会場となったのは、元WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオンの内山高志氏が運営する「KOD LAB」ボクシングフィットネスジム。メイウェザーは、25日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される「The Battle Cats presents 超RIZIN」において、ボクシングのルールに準じた3分3ラウンドのエキシビジョンで、格闘家の朝倉未来選手と拳を交える。
エキシビションは、ABEMA TVでライブ配信される。
公開練習は、予定よりも1時間ほど遅れてスタートしたが、多くの取材陣に出迎えられたメイウェザーは、ミット打ちとサンドバッグ打ちを惜しみなく披露した。
エキシビジョンの展開予想に話が及ぶと「普通にやったら、当たらないでしょう」と切り出すと「メイウェザーのスイッチを入れることが出来るかが、カギとなるでしょうね。メイウェザーのパンチをもらわないようにしたら、無難に終わるでしょう。朝倉選手がガンガン行って、メイウェザーのスイッチが入れば、出てくるので、チャンスが生まれるかもしれないですね。朝倉選手のセンスに期待したいですね」と楽しみにした。
もし、内山氏が戦うとしたら、という問いには「スイッチを入れないようにします」と記者の笑いを誘った。
記者の質問にも快く答えたメイウェザーは「1987年からずっと同じことをしている」と、今でもボクシング愛を貫くメイウェザーは、「日本のファン、関係者に感謝している。機会があれば、また、エキシビションを日本でやりたい」と、ボクシングの普及活動を続けるとした。
今週末のエキシビションに関しては「前回は早く終わってしまったので、今回は、じっくり3ラウンド披露したい。要望があれば、早く倒してもいいけどね」と、リップサービスも忘れなかった。
練習後、内山氏と対面したメイウェザーは、内山さんの顔を見るなり「あなたもファイターだよね。もちろん知ってるよ」と、自身がスーパーフェザー級からプロキャリアをスタートしたことを懐かしみながら、固い握手を交わした。