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元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏(38)が、今年3月の引退式で販売した記念Tシャツの売り上げ、17万9323円をSRSジム坂本博之会長が設立した児童養護施設支援団体「こころの青空基金」に寄付。その授与式が10日、趣旨に賛同しTシャツを製作した東京・芝の株式会社オークラで行われた。
ボクシングを通じて子供たちの心を守る
自身も福岡市の養護施設で育った坂本氏は、現役で活躍中の2000年7月に基金を設立。07年の引退後も全国の施設を訪問し、ボクシングセッションを通じて子供たちと触れ合い、心のケアなどの活動を行っている。近年では施設の子供たちをボクシングイベントに招待するなど、活動の輪がボクシング界にも広がっている。
KOダイナマイトからKOキングに寄付金が授与
坂本氏が「内山さんのような凄い選手が目を向けていてくれたことが嬉しかった」と寄付に感謝すると、坂本氏のファンだったと言う内山氏も「これまで坂本さんの活動に感銘を受けていた。せっかく作った記念のTシャツなのだから、有意義なものにしたいと考えた」と寄付の理由を明かした。
また、現役当時からふたりの大ファンだと言う同社代表取締役の大倉淳氏は、「今回限りではなく、続けていきたい」と、今後も坂本氏への支援を約束した。
また、現役当時からふたりの大ファンだと言う同社代表取締役の大倉淳氏は、「今回限りではなく、続けていきたい」と、今後も坂本氏への支援を約束した。
平成のあしたのジョーは必読!
会見では、坂本氏の半生を描き、昨年7月に発売された自伝漫画「平成のあしたのジョー」(グッドタイム出版/800円)も紹介。この売上の一部も活動の費用に充てられている。