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WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)のミドル級進出第1戦が、米国・テキサス州サンアントニオのアラモドームで11日(日本時間12日)に開催された。男爵ひげが特徴のゲイリー・オサリバン(アイルランド)を相手にミドル級でどんな動きを見せたのか。
ムンギアがストップ勝ち
初回はムンギアが攻勢に出たが、3回にオサリバンの右ストレートをカウンターで効かされ、膝が落ちかけた。その後、雑ながらパンチをまとめて優位に試合を進めたムンギアだったが、6回には左ボディがローブローとなり減点1を課された。しかし、その後はさらにプレッシャーをかけたムンギアがオサリバンをロープに追い込みコンビネーションを浴びせると、試合はいよいよ佳境へと向かっていった。そして11回、ムンギアがロープに詰めて連打すると、オサリバン陣営からタオルが投げ込まれたが、レフェリーが認識出来ず、オサリバンが倒れたところで試合がストップされた。ムンギアが11回2分17秒TKO勝利でミドル級進出試合を勝利で飾った。
序盤で思わぬ苦戦をみせたムンギアの戦績は35戦全勝(28KO)、奮闘するも敗れたオサリバンは34戦30勝(21KO)4敗とした。
序盤で思わぬ苦戦をみせたムンギアの戦績は35戦全勝(28KO)、奮闘するも敗れたオサリバンは34戦30勝(21KO)4敗とした。