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初の米国戦を圧勝したWBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の中谷潤人(23=M・T)が日本時間11日、現地でオンライン会見に臨んだ。
米国アリゾナ州ツーソンのAVA円形劇場で、同級1位のアンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)と対戦した中谷は、初回からペースを握り4回TKO勝ちで初防衛に成功した。
「リング上から家族やチームメートの姿が見えたし、試合前には観客から声をかけてもらい良い雰囲気の中で試合ができた。試合を盛り上げることができて楽しかった」と笑顔を見せた。
米国アリゾナ州ツーソンのAVA円形劇場で、同級1位のアンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)と対戦した中谷は、初回からペースを握り4回TKO勝ちで初防衛に成功した。
「リング上から家族やチームメートの姿が見えたし、試合前には観客から声をかけてもらい良い雰囲気の中で試合ができた。試合を盛り上げることができて楽しかった」と笑顔を見せた。
「初回から効いているのがわかった」
初回から左ストレートを決めてペースを握った。「自分の距離を保つことを心掛けた。良いパンチが入ってリズムを掴むことができた。(左ストレートは)手応えはなかったが効いているのがわかった」と序盤の攻防を振り返ると「相手がダメージを負っているのがわかったので倒しにいこうと強引に攻め過ぎたのが反省点として残った。ダウンを奪いたかったが結果としては良かった」と大舞台での圧勝劇に及第点を与えた。
「相手にパンチ力を感じなかった」
22勝中21KOのハードパンチャーと真っ向から打ち合った。「効いたパンチはなかった。パンチ力を感じなかったので接近戦でもイケると思った」と打撃戦に応じた心境を明かした。
さらなるビッグマッチに期待!
試合後には米王手トップランク社のボブ・アラムCEO(最高経営責任者)から「良い試合だった」と声をかけられ、ツーショット撮影を行ったという。
米国でこれ以上ないインパクトのある勝ち方をした中谷は、今後さらに大きな舞台が用意されるに違いない。
WBC王者との対戦を希望
試合後に王座統一戦を希望した中谷は「マルチネス選手と戦いたい」とWBC(世界ボクシング評議会)同級王者のフリオ・セサール・マルチネス・アギュラー(26=メキシコ)の名前を挙げた。
米国でこれ以上ないインパクトのある勝ち方をした中谷は、今後さらに大きな舞台が用意されるに違いない。
WBC王者との対戦を希望
試合後に王座統一戦を希望した中谷は「マルチネス選手と戦いたい」とWBC(世界ボクシング評議会)同級王者のフリオ・セサール・マルチネス・アギュラー(26=メキシコ)の名前を挙げた。
22戦全勝(17KO)
「大きな一歩を踏み出すことができた。これからさらに精進していきたい」と語った23歳の若き王者から目が離せない。
中谷はツーソンからロサンゼルスに向かい2泊して帰国する予定だ。
中谷はツーソンからロサンゼルスに向かい2泊して帰国する予定だ。