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米国・テキサス州ダラスのエアライン・アリーナで2日(日本時間3日)に開催されたWBC(世界ボクシング評議会)ライト級暫定王座決定戦。WBC同級1位のライアン・ガルシア(22=米)が、WBC同級3位のルーク・キャンベル(33=英)を相手に初の暫定世界王座に臨んだ。
ガルシアが逆転KO勝利で初載冠
初回からガルシアが飛ばした。ジャブからストレートに繋げ半分を過ぎたところで右を早くも好打。サウスポーのキャンベルはブロックからパンチを返した。しかし2回、キャンベルは左ストレートを決めてダウンをゲット。場内が騒然とする中、続く3回にはガルシアは前に出てさらにプレッシャーをかけていった。その後、手数を増やすガルシアに対してキャンベルも左ストレートをボディに突き刺し、上へと返しチャンスを狙う。すると5回の終了間際にガルシアが左フックをテンプルに決め、キャンベルを大きく後退させた。6回に勝負をかけてラッシュを仕掛けたガルシアは迎えた7回、半分を過ぎたところで再三みせてきた飛び込み際の左フックをボディに撃ち抜くと、キャンベルは右膝をつきダウン。そのまま10カウントとなりガルシアが7回1分58秒TKO勝利で世界初載冠となった。
SNSでボクシング界1のフォロワー数を誇り、ティーンエイジャーへの影響力を持つガルシアには今後、WBC同級正規王者デビン・ヘイニー(22=米)とのWBC王座統一戦がクローズアップされている。ガルシアの戦績は21戦全勝(18KO)。3度目の世界挑戦も届かなかったキャンベルは24戦20勝(16KO)4敗とした。
SNSでボクシング界1のフォロワー数を誇り、ティーンエイジャーへの影響力を持つガルシアには今後、WBC同級正規王者デビン・ヘイニー(22=米)とのWBC王座統一戦がクローズアップされている。ガルシアの戦績は21戦全勝(18KO)。3度目の世界挑戦も届かなかったキャンベルは24戦20勝(16KO)4敗とした。