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新型コロナウィルスの影響でボクシング興行はストップしていたが、関西では7月25日(土)に神戸市立中央体育館で開催される「REAL SPIRITS.67」からイベントが再スタートする。
OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に出場する、前WBOアジアパシフィック同級王者の冨田大樹(22=ミツキ)は、3月1日に試合を予定していたが、計量3日前に延期になった。しかし、気持ちを切らすことなく練習を続けていた。
1日に大阪・堺市内の所属ジムで練習を終えた冨田に意気込みを聞いた
OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に出場する、前WBOアジアパシフィック同級王者の冨田大樹(22=ミツキ)は、3月1日に試合を予定していたが、計量3日前に延期になった。しかし、気持ちを切らすことなく練習を続けていた。
1日に大阪・堺市内の所属ジムで練習を終えた冨田に意気込みを聞いた
モチベーションは落とさなかった
冨田は「3月に試合が延期になった時に、7月後半になりそうだと聞いていたので心の準備はできていた。試合ができるかどうかわからない状況だったが、尊敬する堀川さんと戦えるので気合いをいれて頑張ることができた」と、万全の状態をアピールした。
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)との実戦練習
6月下旬には岡山まで足を運び、日本フライ級王者のユーリ阿久井政悟(24=倉敷守安)と6ラウンドのスパーリングで確かな自信も掴んだようだ。阿久井と2年ぶりに拳を交えた冨田は、「初回から右で思い切り倒しに来たので、僕もその思いに応えようとバチバチに打ち合った。阿久井選手の右ストレートは絶対にもらわないように心掛けたのでほとんどもらわなかったが、それ以外の組み立てで攻めてきた。緊張感を持った良い実戦練習だった」と、実戦練習での収穫を口にした。
右:先輩の河村真吾(30)とジムを盛り上げていく
岡山から帰ってきてからは12ラウンドのスパーリングをこなして、スタミナ面でも不安は見せない。冨田は、「コロナの影響で僕の試合が最初に中止になったが、(関西の試合は)再開も一発目なので"コロナ"に負けないぞという力強い試合を見せたい」と必勝を誓った。