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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級暫定王座決定戦、2位レギス・プログレイス(29=米)対8位ジュリアス・インドンゴ(35=ナミビア)の12回戦と、IBF(国際ボクシング連盟)同級挑戦者決定戦、4位イバン・バランチク(25=露/ベラルーシ/米)対10位ペトル・ペトロフ(34=露/スペイン)の12回戦は9日(日本時間10日)、米国サウスダコタ州デッドウッドで行われた。
〇レギス・プログレイス(米)
2回2分54秒TKO
×ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)
サウスポー同士の一戦だったが、デビューから20連勝(17KO)のプログレイスと、昨年8月にテレンス・クロフォード(米)にボディを攻められて3回KO負けを喫しているインドンゴでは勢いが違った。初回終盤、早くもダウンを奪ったプログレイスは2回には立て続けに3度のダウンを追加、正味6分足らずでこの日の大仕事を終えた。プログレイスは17日に行われるアミール・イマム(米)対ホセ・カルロス・ラミレス(米)の勝者との団体内統一戦を視野に入れている。前戦に続いて打たれ脆さを暴露してしまったインドンゴは24戦22勝(11KO)2敗。
IBFの挑戦者決定戦は、バランチクが8回TKO勝ちを収めた。試合開始まもなくにダウンを奪ったバランチクは、その後もほぼ一方的にベテランを攻めつけた。2回にもダウンを奪い、3回のダウンはスリップと判定されたが、6回にもダウンを追加。ついに8回に連打をまとめたところでレフェリーが割って入った。パワーファイター型のバランチクは18戦全勝(11KO)。アンソニー・イギット(スウェーデン)の負傷で急に出番がまわってきたペトロフは46戦38勝(19KO)6敗2分。