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世界主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31=大橋)が、世界王座防衛成功から一夜明けた25日、和やかな会見の席で仰天プランを明かした。裏を返せば、「モンスター包囲網」が張り巡りつつあることを意味しているが、そんな中、「今年は4試合したい」と抱負を語ったモンスターだが、トップランク社のボブ・アラムCEOが試合後のリング場で語ったように、まずは、春の米国ラスベガス戦が有力だ。
アラン・ピカソ(メキシコ)
モンスター包囲網、最初の刺客は、戦績32戦31勝(17KO)1分と無敗を誇るWBCの指名挑戦者で同シルバー王者のアラン・ピカソ(24=メキシコ)。身長173cm・リーチ178cmとスーパーバンタム級の選手としては、体格にも恵まれている。世界ランキングはWBC1位、WBO8位。
ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
2人目の候補は、WBA世界暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)。14戦13勝(10KO)1敗の戦績を残しているサウスポー。身長は168cm。2022年にはWBAとIBFの2団体統一王者に君臨していた実力者。サウジアラビアで対決となると、アフマダリエフの母国のサポーターも多くなりそうだ。
ニック・ボール(英国)※右
井上尚弥の包囲網は、スーパーバンタム級だけではない。1月25日の一夜明け会見では、WBA世界フェザー級王者のニック・ボール(27=英国)と拳を交える可能性があることが発表された。サウジアラビアのリヤドシリーズから話があったことを大橋秀行会長が明かした。ニック・ボールは身長157cmと小柄だが、超攻撃型のファイタータイプ。22戦21勝(12KO)1分・KO率54%の戦績以上に、倒すことに関しては潜在能力が非常に高く、危険な相手だ。
中谷潤人(M.T)
各メディアも「仰天プラン」と伝えたのは、その次の対戦相手。日本のファンの間でもSNSなどで度々話題となっているWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M.T)だ。井上尚弥は、ニック・ボールの対戦後、フェザー級からスーパーバンタム級に戻して戦うという。
中谷は2月24日(月・休)に有明アリーナで、28戦28勝(18KO)の戦績を誇るダビド・クエジャル(23=メキシコ)の挑戦を受ける。こちらも見逃せない。