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今年最初のビッグマッチとなるWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級正規王座タイトルマッチ。元6階級制覇王者の現王者マニー・パッキャオ(フィリピン)vs元4階級制覇王者で挑戦者エイドリアン・ブローナー(米国)の計量が18日(日本時間19日)開催地の米国・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われた。試合は翌日の19日にPPV(有料視聴)放送でプレミアムケーブル局「SHOWTIME」が生中継が行われる。
*パッキャオvsブローナーの模様は20日午後0時からWOWOWで生中継される。
*パッキャオvsブローナーの模様は20日午後0時からWOWOWで生中継される。
パッキャオvsブローナー
大注目の一戦は王者パッキャオがウェルター級リミットの66.6kgを400g下回る66.2kg、同級6位の挑戦者ブローナーは200gアンダーの66.4kgでクリアした。フェイスオフ時に笑顔を見せたパッキャオはこの試合の勝利後、引退を表明しているフロイド・メイウェザー(米国)との17年以来の再戦が現実味を帯びていると一部報道されている。度重なるトラブルを起こすも人気は抜群のブローナーを相手に、パッキャオが16年11月以来のラスベガスのリングで初防衛戦に臨む。
ウバーリーvsウォーレン、WBCバンタム級正規王座決定戦
WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級1位ナルディーヌ・ウバーリ(フランス)と、WBC同級3位ルーシー・ウォーレン(米国)の間で争われるWBC世界同級正規王座決定戦。ウォーレンは同級リミットとなる53.5kg、ウバーリは700gアンダーの52.8kgを測定した。勝者は同級暫定王者の井上拓真(大橋)を相手に統一戦を行う指令が出されている。
テポラvsスイスはまさかの波乱
元WBC世界スーパーバンタム級王者で、現在WBC同級7位のウーゴ・ルイス(メキシコ)が、WBA世界フェザー級暫定王者ジャック・テポラ(フィリピン)のタイトルに挑む一戦は、ルイスが同級リミットの57.1kgを500g少ない56.6kgでパス。しかし暫定王者のテポラは1回目の計量を2.4kgオーバーとなり協議の結果、タイトルマッチはキャンセル、テポラはWBAから同級暫定王座を剥奪された。挑戦者のルイスは代役の30戦27勝(12KO)3敗、2度の世界挑戦経験のあるアルベルト・ゲバラ(メキシコ)とノンタイトル10回戦を行うことになった。
ジャックvsブラウン、WBAライト・ヘビー級暫定戦
元2階級制覇王者でWBAライトヘビー級1位のバドゥ・ジャック(スウェーデン)vs元ロンドン五輪代表でWBA同級2位のマーカス・ブラウン(米国)のWBA世界同級暫定王座決定戦は、両選手ともに同級リミットの79.3kgで計量をパス。そして本日ニューヨークではDAZNが新契約のもと、3月9日にWBA同級正規王者のデミトリー・ビボル(キルギスタン)が7度目の防衛戦を行うことを記者会見で発表。ライト・ヘビー級の動きが活発している中、明日は対戦相手の質で上回るジャックの経験と、世界初挑戦となる無敗ブラウンの勢いが激突する。