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2019年最初のビッグマッチとなる1月19日(日本時間20日)米国・ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催されるWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級タイトルマッチ。元6階級制覇王者の王者マニー・パッキャオvs元4階級制覇王者でWBA同級6位の挑戦者エイドリアン・ブローナーのアンダーカードが17日に決定。当日、PPV(有料視聴)放送を行うプレミアムケーブル局「SHOWTIME」が発表した。
WBCバンタム級"正規"王座決定戦
空位となっていたWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級正規王座決定戦。WBC同級1位のナルディーヌ・ウバーリ(フランス)vsWBC同級3位のルーシー・ウォーレン(米国)は、今週末のニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターから日程が変更された。
当初はウバーリと同級2位のタサーナ・サンパッタン(ペッチCPフレッシュマート=タイ)の間で行われる予定だったが交渉が難航。WBCからウバーリとウォーレンとの間で指令が下るもなかなか試合決定には至らなかった。
当初はウバーリと同級2位のタサーナ・サンパッタン(ペッチCPフレッシュマート=タイ)の間で行われる予定だったが交渉が難航。WBCからウバーリとウォーレンとの間で指令が下るもなかなか試合決定には至らなかった。
井上vsタサーナは"暫定"王座決定戦
そんな同級王座決定戦が決まらないなか、WBCは9月に挑戦者決定戦に勝利していた5位の井上拓真(大橋)と2位のタサーナの暫定王座決定戦を承認。30日に大田区総合体育館で行われる運びとなった。30日に決まる井上vsタサーナ戦で決まる暫定王者は、正規王座決定戦ウーバリ対ウォーレン戦の勝者と統一戦が義務付けられている。
ルイスが長谷川戦以来の世界戦
元WBC世界スーパーバンタム級王者で、現在WBC同級7位のウーゴ・ルイス(メキシコ)が、日本で16年9月に長谷川穂積(真正=引退)からタイトルを奪われて以来の世界戦が決まった。WBA世界フェザー級暫定王者ジャック・テポラ(フィリピン)に挑む。ルイスは長谷川戦後、今年8月に約2年ぶりの復帰戦で勝利。11月の試合も2回KO勝ちし、世界再挑戦のチャンスを掴んだ。暫定王者のテポラは今年7月に同王座を獲得し、ここまで22戦全勝(17KO)と無敗を誇っている。
セミのWBA世界ライトヘビー級暫定王座決定戦
さらにセミでもう一つの世界戦がセットされている。元2階級制覇王者でWBAライトヘビー級1位のバドゥ・ジャック(スウェーデン)と、元ロンドン五輪代表でWBA同級2位のマーカス・ブラウン(米国)が、WBA世界同級暫定王座決定戦として対戦する。WBAは正規王者のドミトリー・ビボル(キルギスタン)が既に君臨。先月の11月25日に元世界王者のジャン・パスカル(カナダ)を判定で敗り、6度目の防衛を成功させたばかりのなか、暫定王座を設ける。当日のプロモートはマッチメイカーのトム・ブラウン率いるTGBプロモーションズがメインに取り仕切る。