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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級暫定王座決定戦、2位レギス・プログレイス(29=米)対元王者で現4位のビクトル・ポストル(34=ウクライナ/米)の12回戦が3月9日、米国サウスダコタ州デッドウッドで行われることが正式決定した。現在、正王座は空位になっているが、3月17日に1位アミール・イマム(27=米)対3位ホセ・カルロス・ラミレス(25=米)で決定戦が行われることになっている。
プログレイスは20戦全勝(17KO)と高いKO率を誇るサウスポーで、このところ5連続KO勝ちを収めている。対するポストルは15年10月にルーカス・マティセ(亜=現WBAウェルター級王者)に10回KO勝ちを収めてWBCスーパーライト級王者になったが、翌年7月の統一戦で当時のWBO(世界ボクシング機構)王者テレンス・クロフォード(米)に12回判定負けを喫した。これが30戦のキャリアで唯一の黒星だ(29勝12KO1敗)。プログレイス対ポストルの勝者は、団体内統一戦としてイマム対ラミレスの勝者と戦うことになる。
なお、3月9日はダブル・メインカードとしてIBF(国際ボクシング)スーパーライト級挑戦者決定戦、3位アンソニー・イギット(スウェーデン)対4位イバン・バランチク(露/ベラルーシ/米)も組まれている。この試合の勝者は、3月10日に行われるIBFタイトルマッチ、セルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露/米)対ミゲール・マイキー・ガルシア(米)の勝者への最優先挑戦権を手にする。