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WBO(世界ボクシング連盟)スーパーウェルター級1位のティム・チュー(28=オーストラリア)が11日、オーストラリア・シドニーのクドス・バンク・アリーナで、世界初挑戦を迎えた。元WBC世界同級王者のトニー・ハリソン(32=米)を相手に、殿堂入りする父、コンスタンチンに続く世界王座獲得を目指した。
チューがダウンを奪ってKOで世界初載冠!
初回、ハリソンがジャブで距離を保つも、チューは2回からプレッシャーを強めて、3回にはオーバーハンドライトで、ハリソンを吹っ飛ばした。中盤もハリソンはジャブを打ち込み、ペースを取り返そうとするが、徐々に体力の消耗が進み、ロープに詰まる場面が増えていく。試合が決まったのは9回。チューにも疲れが見えはじめたが、連打を効かせると一気にチャージ、連続の右アッパーでダウンを奪った。かろうじて立ち上がったハリソンだったが、レフェリーは試合をストップ。チューが9回2分43秒で、暫定ながらも、初めて世界王座を獲得した。
4冠王者のジャーメル・チャーロ(32=米)との統一戦も視野に入ったチューの戦績は、22戦22勝(15KO)。ジャブの後が続かなかったハリソンは、34戦29勝(21KO)4敗(4KO)1分と黒星が一つ増えた。
4冠王者のジャーメル・チャーロ(32=米)との統一戦も視野に入ったチューの戦績は、22戦22勝(15KO)。ジャブの後が続かなかったハリソンは、34戦29勝(21KO)4敗(4KO)1分と黒星が一つ増えた。
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