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WBO(世界ボクシング連盟)スーパーウェルター級1位のティム・チュー(28=オーストラリア)が、待望の世界初挑戦。チューと元WBC世界同級王者のトニー・ハリソン(32=米)が11日、オーストラリア・シドニーのクドス・バンク・アリーナで開催される、WBO同級暫定王座決定戦の前日計量に臨んだ。
チューvsハリソン
スーパーウェルター級リミット69.8kgに対して、チューとハリソンは、揃って200gアンダーの69.6kgで秤をクリアした。
当初チューは、今年1月28日に4団体統一王者ジャーメル・チャーロ(32=米)に挑戦することが決まっていたが、チャーロの左拳負傷により延期となっていた。その流れを受け、WBOが暫定王座決定戦の指令を出したことで、殿堂入りする父、コンスタンチン・チューも待ち望んでいたビッグマッチが決まった。
一方のハリソンは、2018年12月にチャーロのWBC同級王座に挑戦すると、微妙な判定を抑えて、世界初載冠を果たした。しかし、1年後のリマッチで、初黒星の挽回に燃えるチャーロに対し、11回KOで敗北。再起後、1勝1分で迎えた世界王者返り咲きを誓って、アウェーの地にやってきた。