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前IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者ケル・ブルック(31=英)は3日(日本時間4日)、ホームでもある英国シェフィールドに元世界上位ランカーのセルゲイ・ラブチェンコ(32=ベラルーシ)と対戦した。このWBC(世界ボクシング評議会)シルバー・スーパーウェルター級王座決定戦は、ブルックにとっては世界戦2連敗後の再起戦でもあった。
ブルックは2回1分27秒KOで再起を飾った。この回、左右のコンビネーションでチャンスをつくったブルックは、最後に右を相手の側頭部に叩きつけてダウンを奪い、10カウントを聞かせた。16年3月以来、2年ぶりの勝利を飾ったブルックは39戦37勝(26KO)2敗。今後はスーパーウェルター級で世界挑戦の機会をうかがうことになる。ラブチェンコは32戦29勝(22KO)3敗。
前座では元世界王者の兄弟同士がスーパーバンタム級12回戦で拳を交え、ギャビン・マクドネル(英)がガマル・ヤファイ(英)に判定勝ちを収めた。採点は116対112(二者)、117対113の3-0だった。WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王者ジェイミーと双子兄弟のマクドネルは22戦19勝(5KO)1敗2分。現在、WBAスーパーバンタム級6位にランクされている。敗れたヤファイは15戦14勝(7KO)1敗。こちらはWBAスーパーフライ級王者カリド・ヤファイの弟で、ガマル自身もWBAスーパーバンタム級6位に名を連ねている。