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UAE・ドバイのシーザース・パレス・ブルーウォータース・ドバイで3日にWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級タイトルマッチが開催される。王者ジャメル・ヘリング(35=米)vs元世界2階級制覇王者カール・フランプトン(34=英)が、揃って2日の前日計量に姿を現した。
そのアンダーカードには元4階級制覇王者ドニー・ニエテス(38=フィリピン)が登場。WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級10位のパブロ・カリージョ(32=コロンビア)を相手にWBOインターナショナル・スーパーフライ級王座決定戦の秤に臨んだ。
スーパーフェザー級リミット58.9kgを王者ヘリングは300g少ない58.6kgでパス。対する挑戦者フランプトンは100gアンダーの58.8kgだった。
両者の対戦は、フランプトンが拳を負傷したことにより2月27日から延期。怪我の影響はないと言い切るフランプトンは、3階級制覇を目指して闘志を燃やす。昨年は新型コロナに感染し2度の試合延期を経験するなどしたヘリングだが、実績十分のフランプトンを倒してビッグマッチへの足掛かりを狙う。
試合をプロモートするのは米国のトップランク社、試合の模様はESPN+で行われる。
スーパーフライ級リミット52.1kgをニエテスはリミット52.1kgで合格。対するカリージョは200g下の51.9kgでクリアした。
ニエテスは、昨年8月に所属するALAプロモーションズが閉鎖され、新たな所属先としてマネージメント・チームのMTKグローバル、D4Gプロモーションズと契約を交わした。世界王者返り咲きを目指し、2018年大晦日のマカオで行われた現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)戦以来のリングに立つ。
対するカリージョは2016年12月を最後に母国コロンビアで試合を重ね、ビッグネームとの対戦にこぎつけた。