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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(22=米)が、元WBC同級王者シーサケット・ソールンビサイ(35=タイ)を相手に、V1戦を決行。25日(日本時間26日)米国・テキサス州サンアントニオのテックポート・アリーナで、ロドリゲスの才能とシーサケットのキャリアが激突した。
ロドリゲスが初防衛に成功
サウスポー同士の一戦は、ロドリゲスが多彩なアングルからパンチを打ち込むと、シーサケットはガードを固めてパンチを返す。ギアを上げたロドリゲスは、ロマチェンコを思わせるステップワークを見せるなど、歴戦の雄・シーサケットを翻弄。7回、ロドリゲスは左フックでスリップ気味のダウンを奪った。粘るシーサケットに対し、ロドリゲスは8回、左ストレートを効かせると、上下の打ち分けからロープに詰めて滅多打ち。防戦一方のシーサケットを見て、レフェリーが割って入った。
2戦続けて圧巻の内容を見せたロドリゲスは、16戦全勝(11KO)。王座返り咲きに失敗したシーサケットは、57戦50勝(43KO)6敗1分とした。