ルイスvsジョシュア2の前日計量

　サウジアラビアのディルイーヤで7日(日本時間8日)に開催されるWBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級タイトルマッチ。現統一王者アンディ・ルイスJr.(米)と、挑戦者の前統一王者アンソニー・ジョシュア(英)が6日に前日計量を行った。

　因縁の再戦に臨む前王者ジョシュアは107.5kgをマーク。対する王者となったルイスは秤に乗ると128.6kgを計測し、両者の体重差は約21kgとなった。
　昨年6月に行われた初戦では米国デビュー戦となったジョシュアが、ルイスに計4度のダウンを奪われ、まさかの7回TKOによる初敗北を喫した。
　その前戦ではルイスは前日計量で121.5kgと今回は7.1kgの増量となり、逆にジョシュアは前回を112.3kgと、4.8kg少ない体重で仕上げてきた。

　再戦契約条項があったためにダイレクトリマッチは早々に決まるも、当初は英国開催の流れで進んでいた状況をルイス陣営が難色を示していた。その後、サウジアラビアの投資家グループが1億ドル(約109億円)を提示し、開催権を獲得したとされている。
　プロモートを行うのはジョシュアを擁するマッチルーム・ボクシング、試合は米国でストリーミング配信サービスDAZN、日本では8日の午前4時よりWOWOWプライムで生中継が行われる。