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今週の海外注目試合は6月1日(日本時間2日)米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催される2つの世界戦をピックアップ。WBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)が、WBA5位、WBO11位、IBF15位のアンディ・ルイスJr(米国)を相手で3冠防衛戦に臨む。そしてアンダーカードではWBA世界スーパーミドル級スーパー&WBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド同級王者のカラム・スミス(英国)が、WBA13位のアッサン・エンダム(カメルーン)を相手に2冠をかけて防衛戦に臨む。
ジョシュアvsルイス
3冠王者ジョシュアの相手は当初、地元ニューヨーク出身のジャレル・ミラー(米国)の予定であったが、4月中旬に行われた薬物検査で陽性反応を示して同州から出場停止処分が下されたため、代役としてルイスが抜擢された。ジョシュアにとってはIBFが8度目、WBAスーパーが5度目、WBOが3度目の防衛戦となる。米国デビュー戦をボクシングの殿堂MSGで迎える。
対するルイスは16年12月の初黒星となったWBO世界へビー級王座決定戦となったジョセフ・パーカー(ニュージーランド)戦以来の世界戦となった。試合をプロモートするのはマッチルーム・ボクシングUSA、中継は米国でライブストリーム配信DAZNが行う。
対するルイスは16年12月の初黒星となったWBO世界へビー級王座決定戦となったジョセフ・パーカー(ニュージーランド)戦以来の世界戦となった。試合をプロモートするのはマッチルーム・ボクシングUSA、中継は米国でライブストリーム配信DAZNが行う。
スミスvsエンダム
昨年9月にWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)スーパーミドル級決勝戦、ジョージ・グローブスとのWBAスーパー&WBCダイヤモンド王座統一戦で、スミスは7回にダウンを奪うと、その勢いのままストップを呼び込み優勝した。WBCダイヤモンド王座が3度目、WBAスーパー王座が初防衛戦となる。
対するエンダムは昨年10月に日本で村田諒太(帝拳)に世界タイトルを奪われて以来の復帰戦を同年12月に決行。元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国)と戦い、2-0ながらも明確な判定勝利で再起に成功した。勝てば2階級制覇達成となる。
対するエンダムは昨年10月に日本で村田諒太(帝拳)に世界タイトルを奪われて以来の復帰戦を同年12月に決行。元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国)と戦い、2-0ながらも明確な判定勝利で再起に成功した。勝てば2階級制覇達成となる。