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スーパーウェルター級の主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)王座統一戦が日本時間18日、米国テキサス州で開催された。WBA・WBC・IBFのベルトを掲げてリングインしたのは、ジャーメル・チャーロ(31=米国)。WBO王者のブライアン・カルロス・カスターノ(31=亜)との対決が実現した。
ドロー!4団体統一王者誕生ならず。
序盤からプレスをかけて手数で優ったカスターノがアグレッシブなボクシングで長身ののチャーロを相手に中に入るタイミングを探った。決定打は生まれなかったが、カスターノの左フックの威力は十分伝わった。5回にはロープを背にしたチャーロが腰を落とす場面もあった。ただ、体格で有利なチャーロはカウンターを合わすと左右の連打に体重を乗せてパワーの違いを印象付けた。後半はペースを握ったチャーロが馬力の違いでWBO王者を追い詰めたが4本のベルトを束ねることはできなかった。判定結果は1-1のドロー。「彼はパンチを当てたが、勝ったのは自分」と断言したカスターノと「パンチをもらわなかった」と話したチャーロ。両者ともにリマッチを要求した。