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[試合結果]2018.6.10

試合結果:ヒューリーvsセフェリ フラナガンvsフッカー

 元ヘビー級統一王者のタイソン・ヒューリー(29=英)とセフェル・セフェリ(39=マケドニア/スイス)のヘビー級10回戦は9日(日本時間10日)英国マンチェスターのマンチェスターアリーナで行われた。2年7ヶ月ぶりとなるフューリーの復帰戦の結果、内容はいかに。
 またセミ格ではWBOスーパーライト級王座決定戦がセット。前ライト級王者のテリー・フラナガン(28=英)と2位のマウリセ・フッカー(28=米)が拳を交えた。
ヒューリーvsセフェリ
〇タイソン・ヒューリー(英)
 4回終了TKO勝利
×セフェル・セフェリ(マケドニア/スイス)

 試合は結果としてフューリー独壇場だった。リングインから歌う、踊るとノリノリのフューイー、フェイスオフ中にセフェリとキスを交わす等、独特のキャラクターをを見せつける。しかし、試合が始まると手数が少なく、挑発行為が多いためにレフェリーから2回に注意を受けてしまう。それでも頭一つ飛び抜けている程の対格差、パワーで勝る英国人が3回からプレッシャーを強め、右のストレートアッパー等を痛打させセフェリに4回終了時点でギブアップ、4回終了TKO勝利となった。
 今後のヘビー級戦線へ改めて復帰を果たしたヒューリーの戦績は26勝19KO無敗、2敗目を喫したセフェリは23勝21KO2敗となった。
WBO・S・ライト級王座決定戦 フラナガンvsフッカー
〇マウリセ・フッカー(米)
 12回判定(2-0)
×テリー・フラナガン(英)

 序盤、フッカーが足を使い右を好打し、がサウスポーで頭から入ってくるフラナガンを上回る。中盤は更にプレスするフラナガンと右構えのフッカーの頭が激突、フラナガン側がカットし流血したまま試合は進んでいった。以後、攻撃的に前へ前へと出る英国人であったが米国人の技術の前にどうしても決定打は奪えず、逆に左右の強打をお見舞い。最後まで2階級制覇への執念を見せたフラナガンだったが及ばず、2-1(115-113、117-111(フッカー)、116-111(フラナガン)と判定は割れたがフッカーの勝利は間違いなかった。
 敵地で世界奪取したフッカーは24勝16KO3分無敗、初の敗戦のフラナガンは33勝13KO1敗となった。

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