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6階級制覇の実績を持つ前WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者マニー・パッキャオ(39=比)と、挑戦を受けるWBA(世界ボクシング協会)同級王者ルーカス・マティセ(35=亜)が18日、フィリピンのマニラで共同会見に臨んだ。試合は7月15日、マレーシアの首都クアラルンプールのアキシアタ・アリーナで行われる。これが1年ぶりのリングとなるパッキャオは「私はまだ終わっていない」と返り咲きに意欲をみせている。
自身が代表を務めるMPプロモーションズと、マティセを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズでイベントを共催するパッキャオは「まだ私は終わっていない。それを証明するつもりだ。予想は難しいが、勝つためにベストを尽くす。もし(倒す)チャンスが来れば、そこで試合は終わるだろう」と、09年11月のミゲール・コット(プエルトリコ)戦以来、約9年ぶりのKO勝ちに意欲をみせている。68戦59勝(38KO)7敗2分。これに対しスーパーライト級(WBC暫定王座)に続いて今年1月にウェルター級王座を獲得したマティセは「死んでも王座を守るつもりだ。彼は好調だが、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)にKOされる以前のようではない」と話した。44戦39勝(36KO)4敗1無効試合。