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WBA(世界ボクシング協会)ウェルター級王者ルーカス・マティセ(35=亜)は7月15日、マレーシアの首都クアラルンプールで元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39=比)の挑戦を受けるが、大一番を3ヵ月後に控え、「パッキャオに引導を渡すつもりだ」と強気なコメントを発している。マティセは18日にフィリピン入りして、パッキャオと揃って発表会見を行うことになっている。
44戦39勝(36KO)4敗1無効試合のマティセはWBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級暫定王座とWBAウェルター級王座を獲得した2階級制覇王者で、無類の強打者として知られている。今回の試合に勝てば以前に負けたダニー・ガルシア(米)らに雪辱するチャンスも出てくるだけに、負けられない試合といえる。それはマティセ自身が最も強く感じているらしく、「勝利は将来の扉を開く。すべてを得るか、すべてを失うか、そんな試合だ。私は世界王者で、彼はそれを奪おうとして指名してきたのだから」と話している。そのうえで「勝つための準備はできている。パッキャオに引導を渡すつもりだ」と加えている。