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[海外ニュース]2018.4.7

「苦戦は覚悟している」とパッキャオ

 6階級制覇の実績を持つ前WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者マニー・パッキャオ(39=比)は7月15日、マレーシアの首都クアラルンプールでWBA(世界ボクシング協会)同級王者ルーカス・マティセ(35=亜)に挑む。1年ぶりのリングとなるパッキャオは「マティセはパンチ力があるので厳しい戦いは覚悟している。でも勝って再び世界王者になる」と意気込んでいる。

ルーカス・マティセ
 もともとパッキャオは4月14日に再起戦を予定していたが、希望する対戦相手ではないことや日程上の問題などがネックになって交渉は不調に終わり、7月15日にクアラルンプールでマティセに挑むことになった。今月中旬にフィリピンで共同会見が予定されており、またフィリピンの上院議員でもあるパッキャオは5月から試合に向けた本格的なトレーニングを開始すると伝えられている。そのパッキャオはマティセとの試合について、「彼はノックアウト・アーティストなので厳しい戦いになると思う。でも試合ができることと再び世界王者になることに興奮している。私は不利とみられているだろうが、これまでにもそういうことはあった。かえってトレーニングや勝利に対するモチベーションになる」と話している。

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