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テリー・フラナガン(28=英)が返上して空位になっているWBO(世界ボクシング機構)ライト級王座の決定戦が16日(日本時間17日)、米国ネバダ州リノのグランド・シエラ・リゾート&カジノで行われる。試合に出場する1位レイムンド・ベルトラン(36=メキシコ/米)と2位パウルス・モーゼス(39=ナミビア)が15日、前日計量に臨み両者とも規定内でパスした。
4度目の正直となるか ベルトラン
15年5月、粟生隆寛(帝拳)とのWBOライト級王座決定戦では体重オーバーという失敗をしたうえ、ドーピング違反も犯して2回TKO勝ちが無効試合に結果変更され、出場停止のペナルティも科されたことがあるベルトランだが、今回は134.5ポンド(約61.0キロ)で計量をクリアした。一方、09年1月に小堀佑介(角海老宝石)に12回判定勝ちを収めてWBA(世界ボクシング協会)ライト級王者になり、10年5月まで王座に君臨した実績を持つモーゼスは134ポンド(約60.7キロ)だった。粟生戦を含め4度目の世界挑戦となるベルトランは43戦34勝(21KO)7敗1分1無効試合、モーゼスは43戦40勝(25KO)3敗。オッズは14対1でベルトラン有利と出ている。