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前WBA(世界ボクシング協会)ライト級王者アンソニー・クロラ(31=英)が3月31日、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われるアンソニー・ジョシュア(28=英)対ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド/米)のWBAスーパー、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級王座統一戦の前座に出場することになった。
クロラは16年9月にホルヘ・リナレス(帝拳)に12回判定負けで王座を失い、17年3月の再戦ではダウンを喫して完敗。しかし、昨年10月には元3階級制覇王者リッキー・バーンズ(英)に12回判定勝ちを収めて再起を果たしている。41戦32勝(13KO)6敗3分。クロラの再起第2戦の相手を務めるのはエドソン・ラミレス(メキシコ)で、こちらは世界的な実績は皆無で、メキシコ国外で戦うのも初となる。21戦18勝(8KO)2敗1分。ただ、このところ引き分けを挟んで17連勝(8KO)と勢いがあるだけに侮れない相手といえそうだ。
3月31日のアンダーカードとしては、このほかセミ格としてアレクサンデル・ポベトキン(露)対デビッド・プライス(英)のヘビー級12回戦、WBAバンタム級スーパー王者ライアン・バーネット(英)対ヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)のタイトルマッチが組まれている。さらにジョシュ・ケリー(英)、ジョー・コーディナ(英)、ジョシュア・ブアチ(ガーナ/英)といった16年リオデジャネイロ五輪出場者たちがそれぞれ試合を予定している。