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英国・ロンドンのO2アリーナで23日(日本時間24日)に開催された、前IBF(国際ボクシング連盟)スーパーミドル級王者ジェームス・デゲール(英国)vs元WBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王者クリス・ユーバンクJrの元世界王者対決。マイナータイトルのIBO(国際ボクシング機構)スーパーミドル級王座決定戦として行われた。
ユーバンクJr左フックが炸裂
両選手ともに様子見の初回から2回に入ると、ユーバンクが左フックを当てデゲールはロープに倒れダウンの判定。序盤から中盤までクリンチの多い展開となるも、ユーバンクが連打でリードの印象をみせる。10回には再度左フックの好打で2度目のダウンを奪ったユーバンク、しかし11回にクリンチ際でデゲールをはり倒してしまい減点1を受けた。最終回もユーバンクが左フックを決めて試合終了。3-0(117-109、114-112、115-112)でユーバンクがIBO同級タイトルを獲得した。
サバイバル戦に完勝したユーバンクの戦績は30戦28勝(21KO)2敗、破れたデゲールは29戦25勝(15KO)3敗1分となった。
サバイバル戦に完勝したユーバンクの戦績は30戦28勝(21KO)2敗、破れたデゲールは29戦25勝(15KO)3敗1分となった。
新旧ヘビー級対決はWBAゴールドタイトルが追加
英連邦ヘビー級王者ジョー・ジョイス(英国)が、WBC同級王者のバーメイン・スタイバーン(カナダ)の挑戦を受ける英連邦ヘビー級タイトルマッチ。WBA世界同級ゴールドタイトルの決定戦も追加された新旧対決は初回、スタイバーンが右アッパーをヒットさせるも、続く2回にジョイスが右アッパーを好打。するとジョイスは3回終盤に右でスタイバーンをロープ送りしてダウンを奪う。その後はジョイスが細かなパンチでリードすると、6回30秒を過ぎたところで再びジョイスの右を受けたスタイバーンをレフェリーはストップ。ジョイスの6回2分20秒TKO勝利となった。
英連邦タイトルを防衛するとともにWBAゴールドタイトルを獲得したジョイスは8戦全勝全KO、2連敗となったスタイバーンは30戦25勝(21KO)4敗1分となった。
英連邦タイトルを防衛するとともにWBAゴールドタイトルを獲得したジョイスは8戦全勝全KO、2連敗となったスタイバーンは30戦25勝(21KO)4敗1分となった。