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現WBC世界フェザー級チャンピオンで、3階級制覇を目指すのレイ・バルガス(32=メキシコ)が11日(日本時間12日)、米国・テキサス州サンアントニオのアラモドームで行われたWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王座決定戦に出場し、スーパーフェザー級1位のオーシャキール・フォスター(29=米)と対戦した。
フォスターが判定で世界王座獲得
身長で勝るバルガスが、リードジャブを突いて出たのに対して、リーチで上回るフォスターが左を被せて、スピードで優位に立ち中盤までペースを握る。攻勢に出るバルガスだったが、運動量を上げていくフォスターの動きに対応できないまま、試合は終盤に突入。フォスターが最後までインサイドに入り、撃ち合いを制してゴング。3-0(109-119、111-117、112-116)の判定勝利で、フォスターが初の世界王座を獲得した。
歓喜に浸ったフォスターの戦績は、22戦20勝(11KO)2敗。3階級制覇は叶わず、初黒星を喫したバルガスは、37戦36勝(22KO)1敗とした。