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世界3階級制覇王者で次戦、WBSS(ワールド・スーパー・ボクシング・シリーズ)バンタム級トーナメントに出場するWBA(世界ボクシング協会)バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が19日、金沢市内の石川県産業展示館2号館で開催された「拳の嵐 Asian boxing classic」でカシミジム所属のWBO(世界ボクシング機構)フェザー級3位のジェネシス・カシミ・セルバニア(比/カシミ)と3ラウンドの公開スパーリングに臨んだ。
迫力の打ち合いで観客を沸かせた。
スパーリングを終えた井上はリング上でマイクを握ると「10月には試合が決まりそうです。いつも樫見会長にはお世話になっていますし、試合前にはセルバニア選手にスパーリングパートナーとして横浜まで来ていただいているので、今日は恩返しのつもりで来ました。ありがとうございます」と挨拶した。「今回、初めての金沢で美味しいお寿司を食べてきました」と笑顔を見せた。最後に「WBSSは簡単な道のりではないですが、必ず優勝できるように頑張りますので応戦よろしくお願いします」と決意を口にすると、会場から大きな拍手が送られた。
次戦は10月!