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男子ボクシング史上2人目の快挙となる、2階級で世界4団体統一を果たしたスーパーバンタム級絶対王者「Undisputed champion 」の井上尚弥(30=大橋)が27日、横浜市内の大橋ジムで開かれた一夜明け会見の席で、改めて喜びの報告をした。
10R 1分 2秒 KO
一夜明け会見にも、普段通りのリラックスした様子で席に着いた井上は「映像を見直して、高い技術戦をやっていたと思った」と、2度見直したという昨夜の試合の感想を述べた。「ちっちゃい駆け引きがあった。最後まで気が抜けない戦いだった。良いタイミングで相打ちで狙ってきてた。めちゃくちゃ楽しかったですよ」と総括したタパレス戦。苦戦したという声があったと聞くと、「タパレスもチャンピオンですよ。10回にKOして、どうしたらいいんですか?」と苦笑いしたが、「ちょっと難しいけど、やってる感覚と見てる感覚を融合すること。(その違いを)埋めていきたい」と、試合の回数を重ねるごとに高まるファンの大きな期待に応え続ける姿勢を示した。
次は、拓真。
来年の2月24日に弟の拓真(大橋)が、世界王座防衛戦を迎えるため、「サポートする」と話した尚弥は、1月中旬まで休養に入る。
来年は3試合!
記者の質問を受けた大橋秀行会長の口から「次、より大きな会場で。サウジアラビアも含めて、東京ドームも選択肢としてはある」とプランが漏れ聞こえると「会場が変わっても新鮮。モチベーションという意味では、気持ちも変わっていく」と大歓迎。今後2年はスーパーバンタム級で戦うというモンスターは「来年は3試合。2年で6試合したい。一番強い井上尚弥を見せたい」と抱負を語って、会見を終えた。