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昨夜日本に到着したばかりのドニー・ニエテス(40=比)が7日、オンラインで練習を公開した。コロナ禍の影響で、ボクシングの世界戦に出場する選手は、PCR検査が義務付けられているため、報道陣との対面取材による接触は、検査が行われる予備検診以降となる。
2度目の対決は7月13日(水)夜9時
公開練習前にオンライン取材に応じたニエテスは、静かな口調で記者からの質問に丁寧に答えた。それによると、コンディションは良好で、今年2月からハードなトレーニングを始め、指名戦が決まった5月からは、本格的に準備を進めてきた。
3年7ヶ月ぶりの再戦だが、「井岡選手との試合を楽しみにしていた」と切り出すと「年齢は関係ない。レジェンドボクサーとしての地位を維持するための試合になる」と来週13日(水)の試合を位置づけた。
2018年大晦日の対戦
判定:2-1(118-110,112-116,116-112)ニエテス勝利
前回の対戦に話が及ぶと「判定はスプリットと割れたが、もっと差はあったと思う」と振り返り、「今回も同じような試合になると思うが、チャンスがあればKOしたい」と抱負を語った。
前回の試合の採点表
前回の井岡戦の後、王座を返上したことに関しては、「指名試合の相手が同じフィリピン人だったので王座を空位にし、他のフィリピン人ボクサーにチャンスを与えた」と、同胞対決を避けるためだったとし、トレーニングを継続して、新たなチャンスを待っていたことを伝えた。
軽めのミット打ちを披露
公開練習では、グローブを着けた状態でシャドーを行った後、トレーナーを相手に軽めのミット打ちを披露。ワンツーと左右のショートアッパーに加えて、左の返しのフックで感触を確かめた。
今回は、自身を含めて5名で来日。マネージャーとトレーナー、アシスタントトレーナーにニエテス夫人もチームと帯同してきた。