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2つの軽量級世界戦が、メキシコ・グアダラハラのドーム・カルカルデで26日(日本時間27日)に開催された。メインイベントではWBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(26=メキシコ)が、同級15位ジョエル・コルドバ(26=メキシコ)を相手に3度目の防衛戦。セミファイナルではWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級暫定王者ダニエル・マテヨン(33=パナマ)が初防衛をかけて、同級2位ホセ・アルグメド(32=メキシコ)の挑戦を受けた。
マルティネスがTKOでV3
打撃戦で始まったWBC世界フライ級タイトルマッチ。序盤はマルティネス、コルドバともにスイッチを繰り返しては強打を打ち合った。5回、大振りの左フックを決めたマルティネスが次第にペースを奪っていく。すると続く6回、開始直後にサウスポースタイルから再び左のロングフックを打ち抜きダウンを奪うと、再開後のラッシュで試合をストップ。6回1分TKO勝利でマルティネスがV3を飾った。
今後、統一戦に統一戦などに注目が集まるマルティネスの戦績は20戦18勝(14KO)1敗1無効試合。積極的に攻めるも敗れたコルドバは19戦12勝(3KO)5敗2分とした。
今後、統一戦に統一戦などに注目が集まるマルティネスの戦績は20戦18勝(14KO)1敗1無効試合。積極的に攻めるも敗れたコルドバは19戦12勝(3KO)5敗2分とした。
マテヨンが判定で暫定王座V1
序盤から襲いかかったのは挑戦者のアルグメド、左右フックで前に出た。マテヨンは足を使い外してパンチを打ち込む。4回にはアルグメドが偶然のバッティングで左こめかみをカット。アルグメドは中盤に入っても攻め込むと、マテヨンはカウンターで対抗した。疲れにより動きが鈍ったアルグメドをアッパー、ストレートを狙い撃ちして流れを引き戻したマテヨン、最後は打撃戦となり試合が終了した。3-0(117-111、115-113×2)の判定勝利でマテヨンが暫定王座の初防衛に成功した。
マテヨンの戦績は14戦12勝(6KO)2分。世界王座返り咲きならなかったアルグメドは30戦24勝(15KO)5敗1分とした。