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IBF(国際ボクシング連盟)はヘビー級2位のクブラト・プーレフ(37=ブルガリア)と4位のディリアン・ホワイト(30=ジャマイカ/英)に対し挑戦者決定戦を行うよう指令を出しているが、その試合の興行権入札が24日、米国ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で行われた。入札には三社が参加し、最高額の約150万ドル(約1億6500万円)を提示したエピックスポーツ&エンタテインメント社が落札した。
エピックスポーツ&エンタテインメント社のほかにはプーレフを擁するチーム・サウアランドは80万1305ドル(約8800万円)、ホワイト陣営のマッチルーム・ボクシングは83万1111ドル(約9130万円)の提示だった。二社の2倍近い金額で興行権を落札したエピックスポーツ&エンタテインメント社はドン・キング・プロモーターの弁護士を務めていたジョン・ウィート氏が代表を務める会社で、入札日から90日以内となる8月24日までに試合を挙行する義務を負う。報酬の分配は2位のプーレフが75%(約1億2375万円)、4位のホワイトが25%(約4125万円)となる。勝者はWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座、IBF王座、WBO(世界ボクシング機構)王座を保持するアンソニー・ジョシュア(英)に対するIBFの指名挑戦権を獲得することになる。