海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
元世界ヘビー級3冠王者アンソニー・ジョシュア(34=英)が、元UFC王者でWBC(世界ボクシング評議会)同級10位のフランシス・ガヌー(37=カメルーン)と8日(日本時間9日)、サウジアラビアのリヤドでヘビー級12回戦を決行する。
セミファイナルでは、WBO世界ヘビー級暫定王者のジレイ・ジャン(40=中国)と元WBO同級王者のジョセフ・パーカー(32=ニュージーランド)が拳を交える。その前日計量が7日、決戦の地、サウジアラビアで行われた。
*ジョシュアvsガヌー戦を、DAZNでは日本時間9日午前3:00よりPPVで生配信を行う。
注目のヘビー級12回戦。ジョシュアが114.4kgだったのに対して、ガヌーは9.2kg重い123.6kgで秤を降りた。
ジョシュアは、昨年12月に行われたリヤド興行で、オット・ワーリントン(33=スウェーデン)に5回終了後TKO勝利。世界ヘビー級3冠王者オレクサンドル・ウシク(37=ウクライナ)に2連敗を喫して以降、現在、再起3連勝となっている。
ガヌーはジョシュアと同じく、昨年12月のリヤド興行のメインで、WBC同級王者タイソン・ヒューリー(35=英)と対戦し、ボクシングデビューを果たした。ダウンを奪う大善戦を見せ、1-2の判定で敗れはしたものの、世界を驚かせた。異色のヘビー級対決が、再びリヤドの地で行われる。
王者ジレイは132.2kg、挑戦者パーカーは112.3kgで計量を終えた。このため、ヘビー級とはいえ、19.9kg差の対決となった。
暫定王者のジレイは、昨年ジョー・ジョイス(38=英)と2度にわたってWBOヘビー級暫定王座を競い、王座獲得と初防衛に成功している。対するパーカーは、昨年12月のリヤド興行で、前WBC同級王者のデオンテイ・ワイルダー(38=米)から大差判定勝利を挙げ、再び世界挑戦の舞台に躍り出た。