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WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級王者タイソン・ヒューリー(34=英)が3日(日本時間4日)、英国ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでV3戦を決行。挑戦者でWBCヘビー級13位のデレック・チソラ(38=英)を相手に、3度目の英国人ヘビー級対決に臨んだ。
セミファイナルでは、WBA(世界ボクシング機構)ヘビー級正規王者のダニエル・デュボア(25=英)が、WBAヘビー級12位の挑戦者ケビン レレナ(30=南アフリカ)を相手に、正規王座の初防衛戦でエキサイティングな試合を展開した。
フューリーがTKOでV3
試合は、序盤からサイズで上回るフューリーが支配、長距離からのワンツー、近距離ではクリンチと、チゾラのアタックにストップをかけた。アッパーも有効に使うフューリーは、中盤に入るとスイッチも見せ、余裕を持ってラウンドを重ねた。そして10回、フューリーのパンチが入ったところで、レフェリーはストップ。フューリーが10回2分51秒TKO勝利で、3度目の防衛を飾った。
試合後、観戦に訪れていたヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)をリングに上げて、4団体統一戦を呼びかけたフューリーの戦績は、35戦34勝(25KO)1分。敗れたチゾラは、46戦33勝(23KO)13敗とした。
試合後、観戦に訪れていたヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)をリングに上げて、4団体統一戦を呼びかけたフューリーの戦績は、35戦34勝(25KO)1分。敗れたチゾラは、46戦33勝(23KO)13敗とした。
計5度ダウン応酬の末にデュボアが初防衛
初回、挑戦者レレナが左フックで、いきなりデュボアからダウンを奪うスタート。更に追撃で2度倒したレレナだったが、この回は終了のゴング。2回には、デュボアがフック、アッパーで盛り返しにきた。すると3回、今度はデュボアが右でダウンを奪い返すと、チャンスとばかりにパンチをまとめ、右で倒れたレレナを見て、レフェリーが即ストップ。デュボアが初回3度のダウンを挽回して、3回3分TKO勝利で初防衛に成功した。
苦しい試合を跳ね返したデュボアの戦績は、20戦19勝18KO1敗。戦前の予想を覆すアップセットならなかったレレナは、30戦28勝14KO2敗とした。
苦しい試合を跳ね返したデュボアの戦績は、20戦19勝18KO1敗。戦前の予想を覆すアップセットならなかったレレナは、30戦28勝14KO2敗とした。