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WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級王者タイソン・ヒューリー(34=英)が3日(日本時間4日)、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでV3戦に臨む。その前日計量が2日に行われ、挑戦者でWBCヘビー級13位のデレック・チソラ(38=英)と共に、秤の前で対峙した。
セミファイナルでは、WBA(世界ボクシング機構)ヘビー級タイトルマッチもセット。WBA同級正規王者のダニエル・デュボア(25=英)が、WBAヘビー級12位の挑戦者ケビン レレナ(30=南アフリカ)を相手に、正規王座の初防衛戦に臨む。
フューリーvsチゾラ
王者フューリーは、前戦より1.9kg重い121.9kgを記録すると、対する挑戦者チゾラは、王者より3.7kg軽い118.2kgだった。
今年4月、英国人対決となったディリアン・ホワイト(英=35)戦に、6回TKO勝利したフューリー。その後に引退を発表するも、すぐに撤回して、このチゾラとの防衛戦を決めた。
両者は、これまでに2度対戦しており、2011年7月に12回判定、2014年11月に10回終了TKOと、いずれもフューリーが勝利している。チゾラは、直近3連敗から今年7月に再起戦に勝利し、てこのラバーマッチとなる世界挑戦に再び挑む。
デュボアvsレレナ
これが初防衛戦となるデュボアは、前回の試合より600g軽い108.9kgを記録。挑戦者レレナは、デュボアより5.2kg少ない104.7kgだった。
今年6月、正規王者だったトレバー・ブライアン(33=米)に4回KO勝利で、正規王座を獲得したデュボア。南アフリカでキャリアを積んできたレレナは、これが世界初挑戦、17連勝の勢いに乗って、アップセットを狙う。