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注目のリマッチとなったWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチが、米国・ラスベガスのMGMブランド・ガーデン・アリーナで23日(日本時間24日)に挙行。王者デオンタイ・ワイルダー(米)がV10を目指し、初戦で激闘をともに演じたWBC同級3位ルイス・オルティス(キューバ)と再びリングの上で拳を交えた。
セミ格ではWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王座決定戦。現WBAフェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ)が、WBAスーパーフェザー級2位ミゲル・フローレス(米国)を相手に4階級目の世界王座を狙った。
さらにWBA世界スーパーバンタム級王者ブランドン・フィゲロア(米)がパスしたのに対し、挑戦者フリオ・セハ(メキシコ)は4.5ポンドオーバー(約2kg)の失態を犯した同タイトルマッチは、フィゲロアが勝利した時にのみ王座防衛という変則タイトルマッチで決行されることとなった。
セミ格ではWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王座決定戦。現WBAフェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ)が、WBAスーパーフェザー級2位ミゲル・フローレス(米国)を相手に4階級目の世界王座を狙った。
さらにWBA世界スーパーバンタム級王者ブランドン・フィゲロア(米)がパスしたのに対し、挑戦者フリオ・セハ(メキシコ)は4.5ポンドオーバー(約2kg)の失態を犯した同タイトルマッチは、フィゲロアが勝利した時にのみ王座防衛という変則タイトルマッチで決行されることとなった。
ワイルダーが7回に右1発でKO勝利
WBC世界ヘビー級タイトルマッチの再戦は静かな立ち上がりからスタート。慎重ににじり寄るワイルダー、オルティスは右ジャブから様子を伺う最中にバッティングで右眉をカットした。しかしサウスポーのオルティスは左オーバーハンドを決めるなど、序盤の流れを掴んでいった。オルティス優位で試合が進んでたいところ衝撃は突然訪れた。7回残り僅かとなった際にワイルダーの右ストレートが爆発。オルティスは崩れ落ち、立ち上がるもカウントアウト。ワイルダーが大逆転の7回2分51秒KO勝利を収めた。
これで10度目の王座防衛となったワイルダーの戦績は43戦42勝(41KO)1分。オルティスは6回までのスコアで58-56、59-55、59-55と三者ともに支持を得るも、またしても逆転に泣き、戦績を33戦31勝(26KO)2敗とした。
これで10度目の王座防衛となったワイルダーの戦績は43戦42勝(41KO)1分。オルティスは6回までのスコアで58-56、59-55、59-55と三者ともに支持を得るも、またしても逆転に泣き、戦績を33戦31勝(26KO)2敗とした。
サンタクルスが判定で4階級制覇
WBA世界フェザー級スーパー王座を保持したまま4階級目のベルトを狙った王座決定戦。序盤から手数を出すサンタクルスに対し、フローレスは後手に回った。プレッシャーをかけるサンタクルスに対し、フローレスは消極的で8回にはホールディングの減点を課された。その後もサンタクルスの攻勢のまま試合は終了。3-0(117-110、117-110、115-112)の判定でサンタクルスの勝利。
盛り上がりに欠けるも4階級制覇を成し遂げたサンタクルスの戦績は39戦37勝(19KO)1敗1分、敗れたフローレスは27戦24勝(12KO)3敗となった。
盛り上がりに欠けるも4階級制覇を成し遂げたサンタクルスの戦績は39戦37勝(19KO)1敗1分、敗れたフローレスは27戦24勝(12KO)3敗となった。
フィゲロアが体重超過のセハにドロー防衛
体重超過を犯したセハに対し、フィゲロアは激しくボディを攻め立てた。しかしセハも応戦し序盤から打ち合いとなる。中盤に入るとセハがインファイトでさらに連打を見舞い、フィゲロアを下がらせる場面を作る。得意のスイッチを織り交ぜるフィゲロに接近戦で追い込むセハ、最後まで打撃戦となり終了のゴング。判定は1者が115-113でフィゲロア、もう1者は116-112でセハ、最後の1者は114-114でドローとなり、フィゲロアが2度目の防衛を果たした。
フィゲロアの戦績は21戦20勝(15KO)1分、体重オーバーの中で戦ったセハは37戦32勝(28KO)4敗1分となった。
フィゲロアの戦績は21戦20勝(15KO)1分、体重オーバーの中で戦ったセハは37戦32勝(28KO)4敗1分となった。